こんにちは!院長です。
始めたばかりのサイトで未だになんのデザインも出来ていないにも関わらず、早くも多くの方にご覧いただいているようで、大変恐縮です。
今日は、整体師の技術を持つと良いことがあるよ!という事をお伝えできればと思います。
中国足心道療術師が「整体師」と言えるかどうかははっきりとは言えません。「リフレクソロジスト」とは言いますが、触るのは足だけですからね。
私が療術師になったのは、「整体師」になりたかったからです。
19歳の時に母親が「今日、カイロの先生に整体してもらったんだけど、明日から1日だけの講習会があるから、
お金出してあげるから行ってきて!」と言われました。
「なんじゃ?カイロって?」と思いました。脳裏にはピラミッドとスフィンクスが浮かんでいました。
「あんたは向いてる!」との一言で、「じゃあ、行ってやんよ。」という感じで引き受けました。
次の日、市内のデパート(市の施設でもある)の研修室に行ってみると、怪しい甚平を着たおじさんがやってきました。その人と髪の薄いおじさんがカイロプラクティックの講師でした。集まった生徒は私と見知らぬおばさんの二人だけ、2対2の構図です。
1日がかりの講習会で、肩こり、腰痛の治し方などいろいろ学びました。
その先生達は山形からカイロプラクティックの学校の宣伝のために来たらしく、授業の最後に学校の説明がありましたが、トータル200万円かかると言われ「そんな金無いよ。」と一瞬で諦めました。
でも、その講習会で得た技術は家族や友人達の役に立ったんです。うちの家族は私も含め腰痛持ちでした。また専門学校の友人達も一日中パソコンの前にいるからか腰痛で苦しんでいる人が多かったんです。
「腰痛治してあげるよ?」と言うと喜んで施術させてくれました。確実に腰痛がなくなるものだから、自分でもびっくりしました。その時から「いつか200万円貯めてカイロの学校に行こう」と思い始めたんです。
でも、学校に行けなくて仕事に出来なくても、家族の役には立って来ました。もし、これで治療院に通うとすれば1回3000〜4000円、都市部なんか行けば1万円の施術になります。それがタダですからね。
「腰痛になったらあいつを頼れ」状態ですよ。
人に頼られるって良いことだと思いませんか。
私はその後「いつかは。。。」という思いで違う業種(サービス業)の仕事につきました。
それはそれで勉強になる仕事でしたけど、このようにしてほんのちょっと生まれた「治療家マインド」は残り続けましたね。
さて、続きは明日で。
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